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車両側面は左右対称に作られています。各パネルの取り付け状態と隣接パネルとのすき間が揃っているかを確認します。 |
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塗装の状態やパネルの波打ちの有無等については、車両から少し離れ、見る角度を色々変えて、パネル面の反射状態等を観察します。 |
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前後方向からの衝撃に対しては、室内前後までにエネルギーを吸収しますが、車両側面からの衝撃には、エネルギーをそれほど吸収するように造られていません。 |
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車両側面は非常に強く造られていますので、Xの方向から衝撃が加わると図のように広い範囲にまでエネルギーが広がります。 |
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ドアパネルは、取り付けボルトのキズや、シーラーの塗布状態を見ます。また、隣接パネルとの立付けを確認します。 |
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シーラー付きの供給部品は交換跡が発見しにくいので、おかしいと思ったら水抜き穴等の中を見てください |
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供給部品(新品部品)には、サビ止めとして黒系の塗装がされていることが多いようです。水抜き穴等の中(奥)が「黒色」のときは交換されていると判断できる場合があります。 |
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打ち抜き穴などをライトで照らし内側の色を確認します。 |
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ピラーは、スポット溶接の状態を注意して見ます。また、隣接パネル等との接合部の状態を確認します。 |
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フロントピラーのスポットに不自然さが見られ、内張りを外し、交換されていると判断できます |
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ボディサイドシルは、スポット溶接の状態を注意して見ます。また、隣接パネル等との接合部の状態を確認します。 |
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ボディサイドシルの状態を左右比較して見たところ、スポット溶接に不自然さが見られ、交換されたものと判断できます |
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ルーフパネルに関しては、見落としがちなので、高い位置からスポット溶接の状態やシーラーの状態を見ることが重要です。 |
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ルーフパネルと隣接パネルの接合部に不自然さがあり、シーラーの塗布に乱れが見られます |
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車両側面のメッキ部品やナットの頭、ウェザーストリップなどに塗料の飛沫が見られるときは、側面の修復歴の疑いを持って細部を確認します。 |
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また、下部ボディサイドシルなど比較的目立ちにくく、修理作業のやりづらい個所は仕上げが簡略されがちで、そうした部分から修復歴を発見できることもあります。日頃から下部を覗き込む習慣を身に付けてください。 |
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10/12 |
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