査定協会・東京都支所

輸出中古自動車の検査

近年、日本から輸出されている中古車が増加しており、そうした中古車が輸入された国の中には、品質粗悪な輸入中古車が巻き起こす種々のトラブルが社会問題となっています。こうしたトラブルの多くは、私ども査定協会の輸出検査を受けていれば防ぐことができます。

 輸出中古車

日本自動車査定協会(JAAI)の検査制度は、自動車の走行安全性の確保と信頼性の維持を目的としております。現在、モーリシャス、スリランカ、バングラディシュ、ブルネイ等で当協会の検査制度を導入しています。


【 一時休止のお知らせ 】
 輸出中古自動車検査場契約解除に伴い、東京都支所の輸出中古自動車検査を一時休止致します。 なお、検査受付は、近隣の支所へご依頼をお願い致します。
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輸出中古自動車検査手続きのご案内

輸出中古車に対する信頼性の維持を図るため、一般財団法人日本自動車査定協会では、次の要領により検査致します。

輸出中古自動車検査手続きのご案内(PDF)


1. 検査申込手続き

(1) 検査申込書に所要事項を正確に記入し、下記の添付書類に検査料金を添えてお申込み下さい。なお、申込方法は支所受付又はFAX受付となります。
検査料は銀行振り込みも可能です。(詳しくは支所にご確認下さい)
(2) 検査申込用紙は、当協会支所に用意してあります。


2. 添付書類

(1) 普通および小型自動車は、輸出抹消仮登録証明書(車両法第15条の2第2項)又は、輸出予定届出証明書(車両法第16条第6項)の写し、軽自動車は輸出予定届出証明書(車両法第69条の2第4項)の写し
(原本も同時に提出して下さい。原本は照合確認の上お返しします)
(2) 抹消登録後改造された車両については、上記以外に別途に証明する書類が必要となりますので、あらかじめ当協会支所にお問合せ下さい。


3. 検査の方法

(1) 検査は、当協会が指定した検査場において行いますので、お知らせする検査日時、場所に検査車両を搬入して下さい。
(2) 検査は、当協会の検査員が輸出中古自動車検査基準によって行います。
(3) 検査は、検査用機械、手動工具等を用いて、機能、装置、内・外装等全てにわたって行います。
(4) 検査は、原則として非分解検査としますが、時には分解検査を行うことがありますので、その際は検査員の指示により検査申込者側において分解して下さい。(分解費用は検査申込者の負担となります。)


4. 検査内容

(1) 機能関係は、保安基準に基づく走行の安全性が確保されていること。
(2) 外装は、1区画(パネル単体)1/4以上の板金を必要とする凹凸のないこと。
腐食は、補修されていること(アルミテープ等の補修は認めない)
(3) サビや下地の出ているものは塗装されていること。
室内は、清掃されており、著しい汚れ等がないこと
シート、内張り、天井等の破れ・はがれについて乗用車系は10cmまで、商用車・貨物車は30cmまで。(接着テープによる補修は認めない)
(4) フロントガラスは、1cm以上の割れ、ヒビがないこと。
ワイパー傷は、運転手の視界を妨げないこと。
(5) エンジン・下回りは、洗浄されていること。
サビた部分には、シャーシブラックが塗布されていること。
(6) タイヤは、保安基準に抵触しないもの。
(7) 走行メーターの交換、走行メーターの巻き戻しがされていないこと。
走行距離証明書を必要とする国及びオプションで希望する場合は、一般社団法人日本オートオークション協議会の走行管理個別検索システムにより、走行キロ数の検索を行います。
(検査には若干時間が掛かることがあります)

検査内容は仕向国により内容が異なる場合があります。

 輸出検査


5. 検査済証明書の発行

検査に合格すると検査済証明書(英文)を発行します。


6. 検査料金

検査料金以外に仕向地により、別途費用がかかります。
区 分 検査料金
660㏄以下の車両 \7,700(税込)
上記以外の車両 \9,900(税込)
*検査の結果、不合格となっても検査料はお返し致しません。


7. 価格証明書発行手数料

(1) 輸出検査と同時に行うもの
1通 \3,300(税込)
(2) 価格証明だけを発行する場合
当協会の査定料に準じます


8. 走行距離数証明書発行手数料

(1) 必要とする国
(モーリシャス・スリランカ)
 検査料に含む。
(2) オプションで発行する場合
1通 \2,200(税込)


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